フリクエンター34L(クラム横型)使用歴2年。4輪キャリーケースの普段使いのススメ

40代前半のビジネスマンです(@ietore.jp)。
昨年8月よりギックリ腰を3回発生させてしまい、対策を考えたところ、日常的に鞄を持つことを止めて、徹底して4輪キャリーケースを普段使いすることで、腰の不安から解放されました。

キャリーバックを日常的に使い続けてみたところ、外出や出張時の体の疲れ方が全く違うことに気付きました。
本日は「出来るビジネスマンにお薦め!の4輪キャリーケース」と題して書かせて頂きます。

このブログで分かること
  • blankフリクエンター利用歴2年。肩掛け鞄と手提げ鞄は一切使わない生活にすると、体が異常に楽になるということ。(体力がUpしたのと同じ効果が得られる)
  • 指摘が多い「フリクエンターにロック機能がない」ことの不便さの程度
  • 4輪キャリーバックを普段使いする生活について。良かったこと、悪かったこと。

1.4輪キャリーケースを普段使いにしようと思った理由

4輪キャリーケースの普段使い大学時代は体育会で鍛えていましたのでまさか自分がギックリ腰になるとは思いませんでしたが、昨年8月以降、3回もぎっくり腰をやってしまいました。

原因は明確で「腹筋力と背筋力の衰え」です、医者からはっきり言われました(ショック)。
更に、歳を取ると回復に時間を要するというのは本当ですね。なかなか回復しないまま、ちょっと距離の長い出張が続いたところで再びぎっくり腰というパターンを連発してしまいました。

若い頃から体を鍛える意味でキャリーケースは使用せず、愛用する大きなカバン1つを肩に掛けて通勤だけでなく外出・出張をこなしていましたが、自分として筋トレを兼ねているつもりでした。
ところが一旦、腰を痛めると、痛めた筋肉をかばって背筋全体に無理が掛かり、背筋も痛めるいう悪循環に陥りましたので、腰・背筋に負担を掛けるキャリーケースは一切使用しないと決めました。

2.横型フロントオープンの4輪キャリーケースは、普段使いOK!

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腰を痛めた対策を考えていた時、以前、日常的に飛行機を利用している同僚が常にキャリーケースを使用しているのを空港で思い出しました。その時、目の前をカッコイイキャリーケースを引っ張っている見るからに出来そうなビジネスマンを見つけました。

そのビジネスマンの近くに寄ってキャリーケースを見たところ、「FREQUENTER」の文字を見つけました。知らないブランドでした。これがフリクエンターに一目ぼれした瞬間です。

早速、調べたところ「フロントオープン」という種類のキャリーバックであることが分かりましたので東急ハンズに行って実物を調べました。
なるほど、このフロントオープンって素晴らしい!なぜなら手帳、名刺入れ、財布、筆記用具といった小物を、キャリーケースのメイン収納を空けずに、サッと取り出せるのです!

速攻、家に帰って楽天から購入しました!ごめんね、東急ハンズ。

3.フリクエンターの静穏性が凄い!(使用歴2年)

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購入した鞄に貼ってあるシール。静穏Best1は本当でした!

ネットで調べた際、走行音の静穏性で有名なブランドのようでした。
静穏性は本当に凄いですよ、このフリクエンター(4輪キャリーケース)。
自宅のそばにアスファルト舗装がイマイチなところがあって、以前は早朝の出張時にはそこを通る時は、スーツケースを抱えて歩いていたほどですが、フリクエンターだと殆ど音がしない!と思うレベルです。

最近、民宿が流行っていて当家のそばでも早朝・深夜にゴロゴロと大きな音を立てて歩いている外国人が多いのですが、お前ら「フリクエンターを買え!」って思いますね。

4.フリクエンターの普段使い

ビジネスマンとしてはどんなに良いものでも、使い勝手が悪いと困りますので、くシーン毎での勝手を説明します。尚、改めてですが、私が購入したのは横型34Lというサイズ(滞在目安2日~4日泊)でクラム(CLAM)というタイプです。

5.フリクエンターの電車利用(評価:△)

フリクエンター34Lクラム

これは早朝に浜松町に電車で向かっている時に撮影したものですが、唯一の弱点としては、ローラーにストッパーが付いていないことですね。
電車に座った場合など、取っ手を手に持つか、写真のように足で挟んでおかないと、勝手に転がってどこかにいってしまいます(笑)。

それだけ操作性が良い(軽い)ということなんですが、電車の中で座る場合はちょっと困ります。あと傾斜のある駅のホームも危険です。手を放すと線路まで転がっていきますので注意が必要です。(2018年9月追記:現在ではストッパー付きの「フリクエンター クラムアドバンス」が販売されています)

6.フリクエンターのエスカレーター利用(評価:◎)

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写真は浜松町から降りるエスカレーターで撮影したもの。混雑した場所でもエスカレーター利用で困ることはありません。私が購入した34L横型クラムの場合は、エスカレーターのステップより若干小さめなので、自分の前や周囲の方に迷惑をかけることもなく、4輪キャリーケースと一緒にエスカレーターを利用できます。

7.フリクエンターの雨降り時の利用(評価:◎)

雨に強い4輪キャリーケース

ポリカーボネートのボディは耐水性抜群でした。
私は身長が180㎝ありますので、雨降りに傘をさして横型キャリーバックを利用すると、足元付近をコロコロと転がるキャリーバックはどうしても濡れてしまいます。
4輪キャリーケースを普段使いするわけですから、仕事の書類やパソコンが濡れては困ります。

しかし、写真のように布製ではなくポリカーボネートのBodyなので雨にも強く心配いりませんでした!

8.フリクエンターの国内線飛行機(評価:◎)

フリクエンター34Lの国内線機内持ち込み

私は機内通路が1列しかない飛行機(160人乗り)を利用することが多いのですが、棚に入れ辛かったりするとストレスになりますが、そのような心配はありませんでした。
ただし、横型34Lタイルの場合、横幅は小さいとは言えませんので、気持ち早めに機内に入るようにした方が良いです(優先搭乗のタイミングで機内に向かうのがベスト)。

9.フリクエンターの取っ手の調整(評価:〇)

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キャリーケース写真の通り、かなりの段数で調整可能なので、身長に合わせてフィットするポジションでキャリケースを押したり引いたりできます。

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ただ◎評価でなく〇とする理由が一つあります。
それは取っ手の長さ調整のボタン位置が、取っ手をちょうど手で握る場所のあることです。よって手でキャリーケースの取っ手の真ん中を「ぎゅっ」と握って移動していると、スルスルと取っ手の長さが変わってしまうのです。
少し端っこを握って押したり引いたりする必要があります。

10.かばんとしての見た目(評価:◎)

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空港などで他のビジネスマンが私のフリクエンターを見て、「おお、いい鞄だな」という目で見る視線を結構頻繁に感じます。
私も初めて他人が空港でこのキャリーケースを引いているのを見て目を奪われましたので、フリクエンターはそれだけ良いルックスの4輪キャリーケースだと思います。

11.フリクエンター34L(横型)の普段使い収納力(評価:◎)

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1泊から2泊の出張用キャリーケースとしての収納力は34Lなので問題ありませんが、私のポイントは普段使いとしての収納力、または実用性がポイントとなります
キャリーケースを日常的に使用するということは、社外の方と打ち合わせを開始する際、席に座ったまま、肩掛け鞄のようにすぐに書類を取り出せるか という点がポイントとなります。

フロントオープンの4輪キャリーケース

このかばん、サイドのファスナーが簡単に開けられますので、キャリーケースを4輪で立たせたまま安定して打ち合わせノートなど書類を取り出すことが出来るのです。
これが秀逸。これが出来るため、日常使いでも全く問題を感じていません。

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どれだけ簡単に取り出せるかというと、実は私は財布・小銭入れ、手帳・名刺も全てキャリーケースに入れて移動しています
つまりスーツの上着には携帯電話しか入れません。
それくらい、キャリーケースから小物からノート、PCまで「さっと」取り出すことが出来るのです。

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さらに凄いのが、上の写真です。
メインファスナー内にはPCやタオルなどを入れているのですが、サイドゾーンから、メインファスナー内側ゾーンにあるPCやタオルを取り出すことが可能な点が非常に便利です。

やはりビジネスシーンでは、メインファスナーを人前で開けるのは避けたいところ。
しかしサイドファスナーを開けて、内側のファスナーを開けるとメインファスナーゾーンに手を差し入れることが出来る構造になっているのです。
こうすることで、人前でキャリーケースを大きく開けることをしなくて良くなります。
私はこの機能があることが分かったので、「即、購入を決意しました」

続いては、やっとなんですけど(笑)、実はこのフリクエンターの最大の特徴である静穏性についてデータで説明します。

12.フリクエンターの静穏性(評価:◎)

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カバン店にあった資料。左は他社?、右側がフリクエンターです

改めてとなりますが、フリクエンターの素晴らしい点はなんといっても圧倒的な静穏性ですね。自分のキャリーケースが静かすぎるので、周囲のキャリーバックの音がやたらと気になります!私がこれまで使っていたProtecaのキャリーバックと比較すると、「無音」と言っていい程、静かです。

キャリーバックの音は空港など綺麗な床面ではあまり差は出ませんが、粗いタイルやアスファルト舗装面では大きな音の差となります。
フリクエンターを一度使うと、他のキャリーバックは二度と利用出来ないと思います。

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13.フリクエンターのメンテナンス性(評価:◎)

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静穏性で評判のタイヤも、出張を繰り返していると壊れることは間違いありません。
しかし良く考えてあって、誰でも簡単にタイヤ交換できるとのことです。尚、私は使用1年ですがまだタイヤ交換の必要性は感じておりません。

14.フリクエンター(34L横型)の小物収納力(評価:◎)

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一番大きなエリア上部に、さっと取り出せるペン入れゾーンあり

メインゾーンの上部には小物が入るポケットが用意されています。
私はこの場所に、印鑑、充電池の予備、銀行のキー発生装置、プレゼンテーション用のレーザーポインター、USBメモリー、SDカード、カフスなどを常時入れています。
まさに痒いところに手が届く配慮です。

15.キャリーケースを普段使いしていて良く言われること

フリクエンター34L(横型)を普段使いして早1年が経過しました。最近は言われることがなくなりましたが、社内・社外の方から常に「これから出張ですか?」「出張帰りですか?」と言われます。

ギックリ腰を繰り返したので鞄を持つことを辞めたんですと正直にお話ししますと、40代や50代の方の半数近くが「実は自分もギックリ腰に悩んでいるんです」というコメントが返ってきます。そういうわけで、正直、やや奇異な目で見られているということはあります(笑)。

ただ、これだけは言えます。
フリクエンターを購入する前の1年間で外出中にカバンを持っていて「あ、背筋やばいない」と思ったことが3回ありました。しかし購入後は、そのようなことが全くなくなりました。

また、キャリーケースで出張すると、体がとんでもなく楽なことに気付きました。駅から15分歩いても、キャリーケースなら疲れませんからね。
これまで社会人になって20年間、重いカバンを持ち続けて出張していた自分が馬鹿みたいに思えます。

そういうわけで、フリクエンター34L(横型)を普段使いして、現在は大変満足しています

16.おわりに

ということで本日は延々とフリクエンター(クラム)について書きましたが、ほんとこれいいですよ。移動でよけいな体力を使わないので仕事に凄く集中できます、ビジネスマンの方にお薦めです。

本日は『フリクエンター34L(クラム横型)使用歴2年。4輪キャリーケースの普段使いのススメ』という話でした。