こんにちは、シエン（@m12n08.jp）です。
「
FUNDINNO」を通じて2019年5月から始めた未上場株式投資先5社（投資総額50万円）の2019年10月末時点での事業進捗概要です。
シリーズA規模（数千万円）の増資の二回目を行った会社あり、大手企業向けの試作品が商品化される見込みが出ている会社あり、サービスアプリの正式ローンチが2019年12月に控えている会社ありなど、各社共に頑張っています！
シリーズA規模二回目の増資（3,000万円）を行ったKOTOBUKI MEDICAL株式会社
KOTOBUKI Medical株式会社は、毎月「FUNDINNO」の“マイページ”を通じて月次決算報告と共にを株主に発信・共有して頂けています。
そんな中、10月末にGoodなニュースが届きました。
株式会社地域経済活性化支援機構のファンド運営子会社であるREVICキャピタル株式会社が、ぐんぎんコンサルティング会社と共同で運営するぐんま医工連携活性化ファンドからの第三者割当増資を引き受けたとのことです。増資金額は30百万円です。
自分が出資している未上場会社がファンドから追加出資を受けました。オンコリスのように上場までたどり着いて更なる飛躍を期待しています。
手術トレーニング用模擬臓器のKOTOBUKI Medical、ぐんま医工連携活性化ファンドから3000万円の資金調達 https://t.co/Xg0yFK4aiP via @PRTIMES_JP
— シエン（cien veces） (@M12n08Jp) November 1, 2019
KOTOBUKI MEDICAL社は私が出資したシリーズAで89百万円を調達していますが、今回、高山社長のご判断は「REVICが官民ファンドであり、今後の可能性として海外投資家・外資系ファンドからの投資を受ける場合、「日本国の支援を受けている」ということがプラスに働くと考えられること」を意識して第三者割当増資30百万円を引き受けしたとのことです。
通常、ベンチャーが増資を行う場合はシリーズA、シリーズB、シリーズCとなるにつれ企業価値が相応に上昇しているはずなので第三者割当する際の株価も上がるはずです。しかし今回の増資はKOTOBUKI MEDICAL（株）が「FUNDINNO」を通じてが資金手当てをした89百万円の増資時(2019年6月）と同じ発行価格（1株10万円）となっております。つまり現時点では株式価格は変化ありません。
また本増資のタイミングで人材獲得手段に活用するためにストック・オプションも導入されています。
増資に拠り株式価値の希薄化が発生したわけですが、株主としては大きな飛躍のための施策と信じて引き続き高山社長を応援していきたいと思います。
未上場株式投資（２社目） KOTOBUKI Medical株式会社
株式会社ロジック・アンド・デザイン
（株）ロジック・アンド・デザインは、リアルタイムに画像鮮明化をさせる技術を開発している会社です。
こちらは大手カメラメーカーの医療機器子会社が販売しているカメラ向けの鮮明化装置開発が仮発注となりました。
そのほかにも同時並行で大手カメラメーカー向けの業務や、その他医療機器会社向けのプロジェクトも数カ月先の完成を目指して順調に進んでいるようです。
先日の報告の繰り返しとなりますが「レンズが小さく光量が限られる内視鏡分野のリアルタイム高解像映像Needs」「古い映像の4K、8K用のリマスターNeeds」「映像データの高圧縮からの復元Needs」「機械学習用の高精度画像Needs」という素晴らしい市場観を持った会社なので、毎月の月次進捗報告書が楽しみです。
コスプレ分野で頑張る『KAWAII JAPAN』
11月7日に第二回の月次レポートが届いたのはKAWAII JAPANです。
COSPOというサービスをアプリを通じて提供している会社なのですが、11月14日にWEB版をリリースするとのことです。これでユーザーがわざわざアプリをダウンロードせずCOSPOを楽しめるようになるとのこと。
またKAWAII JAPANのターゲットは日本人だけでなくコスプレ好きの外国人も含まれていますので、11月14日のWEB版から対応言語が、英語、韓国語、フランス語等に増やされるとのこと。多言語対応は世界展開する上で必須なので、今後の成長が非常に楽しみです。
「かわいい JAPAN」の非上場株式に投資が熱い！？
おわりに
賞与の季節が近づいてきました。
12月頃に良い会社が出てくれば改めて「FUNDINNO」を通じて6社目、7社目、８社目の未上場株式投資を行いたいと考えています。
投資金額は10万円～50万円（10万円単位）と個人でも取り組み易くなっています。未上場株式購入には事前に投資家登録が必要で証券口座開設同様の手続きがあります（無料）。申し込みから手続き完了まで数日必要となりますので、少しでも興味がある場合は早めに投資家登録するのがお薦めです。
投資家登録を済ませておくと有望案件が出てきたときに「FUNDINNO」のホームページから１～２分程度で株式購入の応募が出来ます（抽選なし。完全に早い者順です。今はまだ未上場株式投資をする人が少ないので、募集開始直後に申し込めば、ほぼ100％に近い確率で希望の会社に出資できています（←私の実績では）。
クラウドファンディング型の未上場株式投資の成功事例が出てくるのは2022年～2025年頃だと思います。2022年～2025年頃に上場株式として株を証券会社のIPO抽選を経て購入するのもリスク管理面では良いですが、私はリスクは高くてもアーリーステージで株式購入（出資）して、当たった場合に大きなリターンを狙います。
最近は期待リターンだけでなく、少額ではありますがエンジェル投資家として投資先企業を見守ることに上場会社の株式投資とは違った「面白さ・生きがい」を感じています。
⇒ スタートアップ企業（未上場）へのエンジェル投資（記事一覧）
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