こんにちは、シエン(@m12n08.jp)です。
23年が終わります、今年もまた上場株式・未上場株式投資は損失状態で終わります、いい加減、上場バイオ株(オンコリス、デルタフライ)も株価上昇が始まって欲しいものです。
さて、そのような状態でもメンタルを正常に維持出来ているのは、未上場株式投資に対しての「期待」がまだあることです。
1.未上場株式投資全般の振り返り(2023年)
自分の中ではFundinnoマーケットで買い進めていたクェスタがクェスタ側の会社都合で強制買取となってしまったことが残念極まりありませんでした。黒字化している状態で社長都合で個人株主から強制買取することに対しては憤りを感じました。
結果として微益で投資終了となりました。尚、この資金はコーンテックの新株予約権購入に充当しました。
2023年の2件目のトピックスはトルビズオンに出資(新株予約権27万円)したことです。ドローンの将来性は見えないところがありますが、夢がある業界ということで現状は資金調達出来ていることから突然死のリスクは小さいと考え、
「FUNDINNO」を通じて出資してみました。正直、良い投資理由ではないので5年後に失敗と自己判断する可能性は50%はあると思っています。
上述状況を踏まえると出資先に対する期待値は現在では次の通りとなっています。
2023年に結構、順位が入れ替わりました。
売上・利益の両面で「いいオフィス」や「ルセット・ナイン」が伸びました。逆に売り上げは伸びているものの「利益」が伸びてこないのが「ファイナンシャルテクノロジーシステム」ですね、開発中のAIが本当に開発できるのか疑問に感じ始めています。
社長交代となった「Minoru」、内紛状態の「日本きくらげ」は2024年に動きがあるように思います。
以下、個別出資先の状況です。
2.ロジック・アンド・デザイン
最近は便利なものでネットで簡単に法人登記簿が取得できます。出資先は定期的に調べていますがロジック・アンド・デザインは2023年9月8日に第三者割当増資を単価4,600円で行っていました、増資額は約88百万円。
会社が突然死しないようにコツコツと増資を続けているのは立派ですね。
現在、大型増資の準備を進めているようですが、現金ないとCVCやVCから足元見られますからね。
自分がFundinnoから出資した第二回と第三回分は次の通りとなりました。
出資額200,000円
取得株数 230株
簿価 870円
株価4,600円(5.3倍)
自分のECF投資(Equity Cloud Funding)の成功・不成功は、ほぼロジック・アンド・デザイン次第という状況なので2025年12月頃に予定しているIPOまで順調に進んで欲しいですね。
2023年が終わりますので年足を更新しておきます。
3.いいオフィス
通年でも黒字化しそうです。事業は第2フェーズに入っていきます。
IPOのターゲットは2026年12月となっています。
2026年の目標値は7,000店舗、売上366億円となっています。
現在の事業進捗は約1年遅れです、感覚値ではありますがFundinno案件の進捗状況は事業計画と比較して順調な企業でも2年~2.5年遅れとなります。いいオフィスは1年遅れ(売上推移で判断)ですので間違いなくFundinnoで資本調達した企業としてはTOPランナーと言えます。
龍﨑社長、第4フェーズまで頑張って下さい!
4.Kotobuki Medical(コトブキ メディカル)
2023年9月期決算で初の通期黒字化したコトブキ メディカル。人材獲得、製造設備拡張、各種賞を取得しながら時には助成金を得つつ資金繰りもしっかり管理しながら事業が進捗しています。
個人的には売上が激増していくかと思っていたのですが世の中はそこまでは甘くないようです。月次ベースの売上の波は相応になりますがトレンドとしては売上増加傾向です。
2024年9月期での飛躍に期待したいと思います。
5.コーンテック
320万円も投資していることもあり一番気になっている会社。延期が続いていたPIGI Pro(アプリ)も無事に夏にリリースされアプリとしての売上が計上されていたので少し安心したところです。
事業内容はプラントからアプリにピボットした感がありますが、自分のような素人には分からない領域なので社長の手腕を信じてホールドします(ホールドしか出来ませんが)。
2024年は1億円を超える資金調達が実現して2023年に購入した新株予約権の普通株式への割当が実現することを期待しています。