未上場ベンチャー投資 2年間で10社目に到達

こんにちは、シエン(@m12n08.jp)です。

2019年5月から始めた未上場ベンチャー・スタートアップへの株式投資は日本きくらげ株式会社への出資を決めたことで、2020年12月末時点で10社目となりました。現在の期待値や各社の事業進捗について簡単ですが整理しておきます。

1.未上場ベンチャー・スタートアップ投資先

未上場ベンチャースタートアップ投資 エンジェル投資
未上場ベンチャースタートアップ投資 エンジェル投資

blankFUNDINNO」を通じて出資している未上場ベンチャー投資ですが、2020年末に日本きくらげ株式会社への出資申し込みを行いましたので、投資先は合計10社となり投資金額総額は136万円になりました。

【未上場スタートアップ・ベンチャー出資先    (IPO実現の期待値順)】
1. ロジック・アンド・デザイン 
2. Kotobuki Medical
3. 日本きくらげ
4. コーンテック
5. ライブラン
6. Minoru
7. ルセット・ナイン
8. KAWAII Japan
9. これポチ
10. ファイナンシャルテクノロジーシステム

基本的には1社あたり投資金額はblankFUNDINNO」で募集される最低単位である10万円コースを選択しています。株式投資素人であり、且つ、ベンチャー投資ということで勝手が分からないことから、最低単位での投資をスタートしました。

エンジェル投資を始めて僅か約1年半ですがblankFUNDINNO」から紹介される各社のビジネスモデルを見て、魅力的に感じる会社が次々と出てきたことから、当初想定していなかった金額規模にまで投資総額が増えてしまいました(笑)

上場株式投資は正直なところ、バイオ会社2社に集中投資してしまっており、少なからずの額が含み損となっていますが、未上場株式に関しては上場バイオ企業の10分の1以下の金額(136万円)で10社にも分散投資が出来ており、自分の中でのバランスのとり方かなと感じています。

なぜ10社にまで投資先が増えたかといえば、以前から繰り返しブログでも書いていますが、出資先各社が基本的に毎月blankFUNDINNO」を通じて発信する月報(メールで届く)を読むのが楽しくて、思わず会社数を増やしてしまっています。今度、どこまで出資先が増えていくのやら、少し怖い気がしています。

さて、私の目利き力など大したものではありませんが、数年後に自分が振り返る時のために、2021年元旦時点での各社に対する評価を簡単に記録として残しておきたいと思います。

2.ベンチャー投資先の評価

未上場ベンチャー スタートアップ投資 エンジェル投資
未上場ベンチャー スタートアップ投資 エンジェル投資

ざっと最近はまっているマインドマップで表現すると上手の通りとなります。
表の右側に位置している6社は活発に企業活動が行われており、売上が伸びていたり製品開発が進展、もしくは顧客への営業活動が熱心・活発に行われていることが月次報告から確認出来ています。

ロジック・アンド・デザインは特に私の一番の期待企業で、圧倒的な技術力オリエンテッドな会社ですが、営業活動を行っている眼科領域などで近いうちに大きな成果が出てきそうな感じでワクワク感はMaxに達しています。

右上6社は、各社ともまだ赤字基調であり増資で資金調達しながら業容拡大を目指している段階ではあるものの、資金調達時よりもWEBサイトが洗練されてきたり、コアとなる営業マンを獲得したり、語学堪能な広報担当者を採用したりなど、人的拡充が進んでいることが各社に共通しているように思います。好循環に入っていると言えます。

一方、コロナ禍で各社苦しんでいるのだとは思いますが、月次報告の内容が乏しい左下の2社は少し心配になってしまいます。ファイナンシャルテクノロジーはWEBページの「Information欄」も全然更新されず心配していましたが、先日、本当に久し振りに活動報告がありました。企業として存続していることが確認出来たので嬉しい というレベル感ですが、引き続き株主は応援していますので、せめて月次報告はしっかり株主へ出そうよと苦言を呈させて頂きます。

かわいいJapan
かわいいJapanの月次報告書はイベント開催実績など情報量が豊富になってきています

一方、エンジェル投資は悪い話ばかりではなくて、最近少し嬉しいことがありました。
左上に記載している、コスプレ分野のKAWAII Japanですが、月次報告の文章量が結構な量になってきました。コロナ禍でイベント開催が難しい環境下でも、WEB対応にシフトしながら各種メディアとの連携を深めつつ活動が活発になってきていることが文章からしっかりと伝わってきます。出資しておきながら申し上げるのは変ですが、意外に伸びてくるのでは?と少し期待しています。

ざっとお話しましたが、未上場ベンチャー投資先が今年1年、どのような進展を見せてくれるのか大変楽しみです。大きな動きがありましたら随時、ブログでお知らせしたいと思います。

3.未上場株式会社への出資方法

FUNDINNO社を通じて行う未上場株式投資はクラウドファンディング型と呼ばれるもので法律(金商法)で年間募集金額は上限1億円未満、投資家の1社に対する年間投資上限金額は50万円と制限されています。投資金額は10万円~50万円(10万円単位)と個人でも取り組み易くなっています。

未上場株式購入には事前に投資家登録が必要で証券口座開設同様の手続きがあります(無料)。申し込みから手続き完了まで数日必要となりますので、少しでも興味がある場合は早めに投資家登録するのがお薦めです。

投資家登録を済ませておくと今回のように有望案件が出てきたときにblankFUNDINNO」のホームページから1~2分程度で株式購入の応募が出来ます(抽選なし。完全に早い者順です。今はまだ未上場株式投資をする人が少ないので、募集開始直後に申し込めば、ほぼ100%に近い確率で希望の会社に出資できています(←私の実績では)。

クラウドファンディング型の非上場株式投資の成功事例が出てくるのは2022年~2025年頃だと思います。2022年~2025年頃に上場株式として株を証券会社のIPO抽選を経て購入するのもリスク管理面では良いですが、私はリスクは高くてもアーリーステージで株式購入(出資)して、当たった場合の大きなリターンを狙います。

最近は期待リターンだけでなく、少額ではありますがエンジェル投資家として投資先企業を見守ることに上場会社の株式投資とは違った「面白さ・生きがい」を感じています。

blankFUNDINNO」ホームページ

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