KOTOBUKI Medical(コトブキメディカル)上場までの軌跡。上場は2025年頃?

こんにちは、シエン(@m12n08.jp)です。

長期投資が好きな48歳です。

未上場株式投資先の2社目として2019年6月にKOTOBUKI Medical株式会社に「FUNDINNO」を通じて出資しました。同社は食品成分(こんにゃくなど)を使用して手術練習用の模擬臓器を作るベンチャー企業です。

私、3株(取得額40万円。取得平均 133,333円/株)しか持っていませんが株主です。未上場株式の場合は40万円程度の出資でその会社が無くならない限り、夢を持ち続けられるのが魅力です。

コトブキメディカルが将来上場して東証1部に鞍替えが進んで、40万円が100倍、つまり4,000万円になる日を夢見ております。

今後、ネチネチと粘着しながら応援していく所存です。

1.KOTOBUKI Medical(コトブキメディカル)って何をしている会社?

コトブキメディカル(KOTOBUKI Medical)模擬臓器
コトブキメディカルKOTOBUKI Medical模擬臓器

KOTOBUKI Medical株式会社はコンニャク粉を主成分とした医療トレーニング用の模擬臓器を開発・製造・販売している会社です。

この模擬臓器は英名ではVTT(Versatile Training Tissue)と呼ばれています。

2.模擬臓器 VTTが優れている点

食品を主成分として開発された全く新しい医療トレーニング用模擬臓器

VTTは食品を主成分として開発された全く新しい医療トレーニング用模擬臓器です。

模擬臓器の利点は、人体組織によく似た触感と強度、伸縮性を持ち高温にも耐えられることから、電気メス、超音波メスが使え、鉗子操作や縫合など、医療現場での使用感覚に近い状態で医療トレーニングを行うことが出来ます。

また、こんにゃく成分の製品のため、常温保存・長期保存が可能であり、衛生的なため、教室や自宅など場所や時間を選ばずに、研修医や学生がいつでも手技を練習することが出来ます。

3.模擬臓器の種類

コトブキメディカル 模擬臓器種類
コトブキメディカル 模擬臓器種類 出展コトブキメディカルHP

模擬臓器は配合と製造条件を変化させることで様々な強度・硬さ・伸縮性・色をコントロールすることが出来ます。
そのため、最近は徐々に様々な臓器の病巣を模した新製品が開発されつつあります。

4.トレーニングBox

コトブキメディカル トレーニングBOX
コトブキメディカル トレーニングBOX

コトブキメディカルでは模擬臓器を使用して手技をトレーニングする際に、ある意味、より現場での使用感に近づけるためにトレーニングボックスも製造・販売されています。

コトブキメディカル(KOTOBUKI Medical) トレーニングBox
コトブキメディカルKOTOBUKI Medical トレーニングBox

5.コトブキメディカルの上場予定時期

KOTOBUKI Medical事業計画
KOTOBUKI Medical事業計画2019年6月の出資時点

損益計算書(計画)はコトブキメディカルが2019年9月に公募増資した際の説明資料です。2021年9月には売上364百万円を計画されています。

私がコトブキメディカルに出資することを決断したのは2021年9月期に黒字化する計画となっていたからではありますが、毎月の営業報告書を読む限り、詳細にはお話できませんが、ざっくりと約1.5年遅れでの達成になりそうです。

イメージ的には2021年9月単月で黒字化達成となるかならないか という感じ。
1年を通じて黒字化するのは2022年9月期決算と期待しています(あくまで個人の期待値込みの予想です)。

KOTOBUKI Medicalのマイルストーン
KOTOBUKI Medicalのマイルストーン IPOは1年遅れとなる見込み

6.KOTOBUKI Medical 高山社長のツイッター

KOTOBUKI Medical (コトブキメディカル)ツイッター
KOTOBUKI Medical コトブキメディカルツイッター

社長は高山さん(@s_takayama)です。会社のツイッター(@KotobukiMedical )もあります。

7.コトブキメディカルの資金調達推移(コーポレートアクション推移)

コトブキメディカル 資金調達推移
コトブキメディカル 資金調達推移

コトブキメディカルの資金調達の時系列推移は上述の通りです。
Fundinno第一回で当時の最高資金調達額となる89,300,000円の調達に成功されました。その後、2度の第三者割当増資を経て21年7月にFundinnoを通じて株式を取得した既存株主限定の増資を実施しています。

私もこの既存既存株主限定の増資で2株(1株15万円)で追加出資をしています。

この既存株主限定の増資は発行元(コトブキメディカル)はすべて手作業で行っており非常に手間のかかる作業でしたが、高山社長が「応援してくださっている既存株主を優先して」との方針を掲げ全社員で取り組んで下さったものです。非常に素晴らしい対応だと思います。

8.未上場会社への出資方法

未上場会社への出資履歴
未上場会社への出資履歴コトブキメディカルへの追加出資の可能性はあるのか

私はFUNDINNOを通じて未上場株式投資を行っています。
魅力は同社を通じてエンジェル投資を受けた会社の多くは毎月、月次レポートを発行して株主に事業の進捗状況を詳しく報告してくれます。

未上場会社への出資を始めて約2年が経過しましたが、事業が順調に進捗している会社はFUNDINNOで2度目・3度目の増資を行う会社があります。

私自身、これまで上述表の通り、コーンテックとロジック・アンド・デザインに2度目の出資をしています。今後、KOTOBUKI Medicalが増資をすることになった場合は、私は間違いなく応募します。
まだFUNDINNOに「投資家登録(証券口座を開くようなもの)」をされていない方は、先に済ませておくと、その時が来た時に慌てて「投資家登録」をしなくて済むと思います。一緒にKOTOBUKI Medicalを応援しませんか?

【FUNDINNO】FUNDINNO社を通じて行う未上場株式投資はクラウドファンディング型と呼ばれるもので法律で年間募集金額は上限1億円未満、投資家の1社に対する年間投資上限金額は50万円と制限されています。投資金額は10万円~50万円(10万円単位)と個人でも取り組み易くなっています。未上場株式購入には投資家登録が必要で証券口座開設同様の手続きがあり数日間が必要となりますので、少しでも興味がある場合は、事前に投資家登録するのがお薦めです(無料)

登録のみ先に済ませておくと有望案件が出てきたときにblankFUNDINNO」のホームページから1分で株式購入の応募が出来ます(抽選なしで完全に早い者順です。今はまだ未上場株式投資をする人が少ないので、募集開始直後に申し込めば、ほぼ100%に近い確率で希望の会社に出資できています(←少なくとも私の場合)。

(2022年12月追記:最近はblankFUNDINNO」に加えて「イークラウド」というECFプラットフォームを使いはじめました。未上場株式投資をする場合は両方に登録しておくと良いと思います)

クラウドファンディング型の未上場株式投資の成功事例が出てくるのは2022年~2025年頃だと思います。2022年~2025年頃に上場株式として株をIPO抽選を経て購入するのも良いですが、リスクは高いもののアーリーステージで株式購入(出資)した方が、当たった場合のリターンは大きいです。

またそれ以上にエンジェル投資家として投資先企業を見守るのは上場会社の株式投資とは違った「面白さ・生きがい」があります。

⇒「FUNDINNO 」公式ホームページ
⇒「イークラウド」公式ホームページ

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イークラウド

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