こんにちは、シエン(@m12n08.jp)です。
「FUNDINNO」を通じて出資している、2022年6月時点でのアーリー・シリーズAのエンジェル投資の出資先一覧を更新しました。
個人が未上場会社の株式を簡単に購入できるようになって、出資先の成長が楽しみになってから私の人生は少しですが精神的に豊かになりました。
また2022年1月から「Fundinno Market」がスタートしました。これは日本初のオンラインによる未上場企業の株式取引ができるサービスです。7月時点での取り扱い銘柄は8銘柄と限られていますが自分はこの市場でロジックアンドデザインの買い増しを進めています。
1.未上場株式投資総額と評価額一覧
コトブキメディカルの既存株主向けの増資に応じて2株(1株15万円)を追加出資しただけの2021年と違い今年(2022年)は攻めていますw。
理由はシンプル。
「Fundinno Market」が2022年1月から始まり自分の一押し銘柄であるロジックアンドデザインの取り扱いが始まったためです。
1月は上場バイオ株取引で身に着けた(?)自分の得意技であるジャンピングキャッチ(JC)をしてしまい2,500円/株という高値でロジックアンドデザイン株を購入しましたが2月からは反省し1,600円~2,000円でロジックアンドデザイン株を買い増してきました。
6月末まではオープニング対応で販売手数料は無料でしたが、7月からはFundinno Marketでの売買時に手数料(5%)が発生します。
よって賞与が出ることもあり6月には最後の駆け込み買い増しチャンス!と考えロジックアンドデザインを300株を追加購入しました。
2.ロジックアンドデザイン(未上場)の株式購入履歴
イチオシであるロジックアンドデザイン(未上場)の株式購入履歴は上表の通りです。
「FUNDINNO」の第二回(2019年)・第三回(2020年)募集でそれぞれ10万円ずつ出資しましたが、その後、ロジックアンドデザインから毎月届く月次報告を読むたびに追加出資をしたいという思いが強くなっていましたところ、Marketが設立されロジックアンドデザインが取り扱われることになったので1月から購入を開始しています。
評価額を記載していますが、これはロジックアンドデザインが実施した第三者割当増資の株式単価を適用しています。
ロジック・アンド・デザイン 新規上場(IPO)までの軌跡と株価推移
3.Fundinno Market価格と第三者割当増資価格の差
ここで一つ面白いことをお伝えしておきます。
上表は左がロジックアンドデザインのコーポレートアクション(資本政策)であり右が私が購入したFundinno Marketでの株式単価です。
ロジックアンドデザインはコツコツと第三者割当増資をしながら時価総額を上げていますが、この動きとFundinno Marketでの売買額は現時点では連動しておらず、Fundinno Marketの方が第三者割当価格よりも安く取引されています。
特に2022年1月末には2,500円で第三者割当増資されていたにも関わらず6月時点でも株価2,000円で売買がされたのは特筆に値すると思います。
理由は市況が悪化しており換金を急ぐ人がいることと情報に差があるためと推測しますが、個人的に非常に面白いと感じています。
「Fundinno Market」の6月マッチングが始まった後となる6月22日頃にFundinno Marketを通じてロジックアンドデザインが4月28日と5月31日に第三者割当増資をそれぞれ2,500円と2,750円で行ったことが判明しましたが、自分の6月のロジックアンドデザイン株式の購入単価は2,000円でしたので、購入した瞬間に含み益が発生したことになりました(笑) (i.e. 増資単価2,750円と購入単価2,000円の差)
4.現在のエンジェル投資先(シード投資・アーリー投資)
また6月には「Fundinno Market」を通じて工事現場DXを推進するクェスタに出資しましたので出資先は11社に増えました。
IPO(新規上場)期待値順に列記すると次の通りとなります。2011年末と比較すると若干変動があります、社名に企業URLを貼り付けておきますのでご興味があれば参照されてみて下さい。
2021年末 | 2022年6月 | |
1 | ファイナンシャルテクノロジーシステム | ファイナンシャルテクノロジーシステム |
2 | コトブキメディカル | ロジック・アンド・デザイン |
3 | ロジック・アンド・デザイン | コトブキメディカル |
4 | 日本きくらげ | クェスタ |
5 | Kawaii Japan | コーンテック |
6 | コーンテック | Kawaii Japan |
7 | ルセット・ナイン | ルセット・ナイン |
8 | Minoru | これポチ |
9 | これポチ | 日本きくらげ |
10 | ライブラン | ライブラン |
11 | Minoru |
順番は「IPOまで辿り着けるだろう」という視点での私の個人的な予想です。
評価基準は「売上の伸び率」 「開発中の装置・サービスの進捗状況」を私個人の感覚で相対比較したものであり、低い順位=業績が悪い ということではございません。
上位5番までの会社は今後4年以内(2026年末迄)に「IPO」する期待値は激熱であり上位7番までの会社は順調に成長継続中と判断しています。
尚、8番以降の会社でも「黒字会社」がありますし、私個人としてもサービスを利用させて頂いている会社もあり、会社の業績評価を述べているわけではございませんことを申し添えておきます。あくまでも「IPO期待値順」での一覧表です。
引き続き2022年後半も各社を応援していきます。
ロジック・アンド・デザイン 新規上場(IPO)までの軌跡と株価推移
5.未上場株式会社への出資方法
さて、未上場株式会社へのエンジェル投資(シード・アーリー)に興味のある方は以下ご参照下さい。今は手元に10万円程度あれば簡単に未上場会社の株主になることが出来ます。エンジェル投資家(未上場株式投資)への一歩を踏み出すと、時間の経過が楽しくなります!
FUNDINNO社を通じて行う未上場株式投資はクラウドファンディング型と呼ばれるもので法律(金商法)で年間募集金額は上限1億円未満、投資家の1社に対する年間投資上限金額は50万円と制限されています。投資金額は10万円~50万円(10万円単位)と個人でも取り組み易くなっています。未上場株式購入には事前に投資家登録が必要で証券口座開設同様の手続きがあります(無料)。申し込みから手続き完了まで数日必要となりますので、少しでも興味がある場合は早めに投資家登録するのがお薦めです。
投資家登録を済ませておくと今回のように有望案件が出てきたときに「FUNDINNO」のホームページから1~2分程度で株式購入の応募が出来ます(抽選なし。完全に早い者順です。今はまだ未上場株式投資をする人が少ないので、募集開始直後に申し込めば、ほぼ100%に近い確率で希望の会社に出資できています(←私の実績では)。
(2022年12月追記:最近は「FUNDINNO」に加えて「イークラウド」というECFプラットフォームを使いはじめました。未上場株式投資をする場合は両方に登録しておくと良いと思います)
クラウドファンディング型の未上場株式投資の成功事例が出てくるのは2023年~2025年頃だと思います。2023年~2025年頃に上場株式として株を証券会社のIPO抽選を経て購入するのもリスク管理面では良いですが、私はリスクは高くてもシード・アーリーステージで株式購入(出資)して、当たった場合の大きなリターンを狙います。
最近は期待リターンだけでなく、少額ではありますがエンジェル投資家として投資先企業を見守ることに上場会社の株式投資とは違った「面白さ・生きがい」を感じています。